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  • 2008.03.19 Wednesday
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八葉の蓮華の如く

華厳宗というのは大変に面白い宗派で、華厳経というお経に基づいている。

華厳経では、大宇宙とは、たくさんの小宇宙の集積であるとし、
それぞれの小宇宙に一人の仏さまがいて、教えを説いているとしている。
それらの仏さまを象徴する「留遮那仏」という仏さまが、大宇宙の中心にいる。
このような信仰をしている。

小宇宙に一人いるという仏さまは、
それぞれの宇宙に合った教え(法門)を説く。
つまり、教え(法門)は無限にある。

留遮那仏は、すべての仏さまとその教え(法門)を象徴している。
これを「法身」(ほっしん)と言う。
留遮那仏の別名を「大日」と言う。
太陽の如く、あまねく照らすという意味である。

奈良、東大寺は華厳宗のお寺であり、有名な大仏は、留遮那仏である。
留遮那仏はすべての仏さまの象徴であるから、
どのような仏さまとも矛盾しない。
どのような宗派とも矛盾しない。

蓮華は八つの花びらによって出来ている。
この蓮華に例えるならば、留遮那仏は花の中心、
一つ一つの花びらは、各宗派である。
各宗派がすべて合わさって、はじめて一つの蓮華の花となる。

華厳宗の凝然大徳が二十九歳の時書いた、『八宗綱要』という優れた本がある。
当時の各宗派の教えを記した本だが、どの宗派も賞賛しているのが特徴である。

法然と、華厳宗の明恵という僧侶は、最初は大変に仲が良かった。
ところが、法然は『選択本願念仏集』と言う本を書いて、
念仏以外の教えはみな、否定してしまった。
これは華厳宗の教えとは正反対であり、
明恵は『摧邪輪』という本を書いて、これに抗議した。

法然にせよ、日蓮にせよ、排他的思想を有しているのが特徴だ。
自らの教えのみを正しいとし、他の教えを否定する。

仏教というのは「縁起」を説く。
物事は、あらゆるものの関連性によって生まれる。

この縁起からすれば、
すべての教えは互いに影響し合い、互いに補完しあっているのだ。

人もまた同じであり、あらゆる人が、それぞれの役割を果たしている。

インターネット上には、創価学会問題を扱う、数々のサイトがある。
これら、一つ一つは、みな、それぞれの役割を果たしているのであり、
どれか一つだけあれば良いというものではない。

それぞれ長所、短所、色々あるが、ぜんぶ合わせて一つと考えれば、これでいい。
完全なものなどどこにも無いのだ。
完全なものがあると思うところから、おかしな方向に行く。

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  • 2008.03.19 Wednesday
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