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  • 2008.03.19 Wednesday
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釈迦、日蓮、戸田、三聖会談(2)正当性の根拠

釈迦 ただ、しかし、この問題は、どうやら法華経の件が根本ではないようだ。

日蓮 そうなんですよね。
   大乗非仏説については、山田会長はもちろんの事、
   会員でも、その事は随分、知っている人がいるようです。

釈迦 じゃあ、なんで学会は法華経にこだわるんだ。

戸田 法華経が釈迦の説いた教えであるとか、無いとかは、どうでもいい。
   その教えの内容が素晴らしいから、法華経を信じるのだと。

   そう言いながらも、
   法華経二十八品を通読した経験のある会員は少ないわけですが。

日蓮 例えば、
   「分別功徳品というのは、どういう内容か?」
   と質問して、即座に答えられるものはどれほどいるでしょうか。
   
戸田 中には、観世音菩薩普門品、いわゆる観音経ですが、
   これが法華経本門の中の一品である事を、知らぬ者もおります。

釈迦 では、なぜ彼らは「法華経の内容が素晴らしい」と言えるのか。

戸田 私の師である牧口常五郎に、
   「認識せずして評価すべからず」という名言がございます。

   この言葉に照らすならば、法華経を通読した経験も無い者が、
   「法華経の内容が素晴らしい」など、言えるものではございません。

日蓮 「法華経の内容が素晴らしい」と、学会ではされているから、
   「法華経の内容が素晴らしい」と信じている、というところなのでしょう。

釈迦 それというのはつまり、法華経を信じているのではなく、
   学会という組織を信じているのではないかね。

戸田 その通りなのです。

   さらに加えて申すならば、彼らは法華経を学んだ事はありませんが、
   南無妙法蓮華経の題目は毎日、唱えております。
   これにより、体験的に題目の力を確信しております。
  
釈迦 学会の本尊は、日蓮君の書き顕わした曼荼羅だが、
   この曼荼羅には、私の名が記してある。
   
   私だけではなく、四天王、不動、愛染、天台、伝教、天照、八幡等。

   自分たちの名が記されている以上、無視するわけにも行かぬ。

   神仏というのは医者と同じである。
   泥棒であろうが、人殺しであろうが、
   自分のところに駆け込んで来た患者は、助けずにはおられない。

   ただ、我々が助けるのは、純粋に神仏の守護を願う時だけである。
   誰かを憎んだり、恨んだり、
   ひたすら利己的な欲望を叶えようとする者を守護することはない。

戸田 邪悪な心をもって祈れば、
   神仏ではなく、邪悪なるものを招いてしまうのですな。

   これは私の責任でもあるのですが、どうもその、学会では、
   誰かを憎んだり、恨んだり、
   ひたすら利己的な欲望を叶えようとする者が多いようですね。

日蓮 私の責任もあります。
   誰かを憎んだり、恨んだりという生涯でございました。
   ひとえに、人よりも秀でたいという思いからでございます。

釈迦 欲望に執着すること。
   自らを人よりも偉く思わせようとすること。
   自分だけを愛すること。
   これが煩悩であり、この煩悩から自らを解き放てというのが私の教えだ。
   
   仏教を名乗っていながら、この煩悩を克服しようというどころか、
   かえって、この煩悩を強めてしまう教団が多いようだね。

戸田 照れるなあ。

釈迦 では、学会は、教義的なところでは破綻していながら、
   信仰体験のみを根拠に、正当性を主張しているというわけだね。

日蓮 私は弟子に対しては、
   「私の教義が破れたならば、用いてはならない」と伝え残したのですが、
   学会では堂々と用いているようでございます。

戸田 信仰体験というものは、どこの宗教でもあるのです。
   いや、たとえ無神論者であっても、
   その行動や心構えが神仏の御心に叶うのであれば、
   神仏は宗教信者と変わる事なく、守護してくださいます。

   要するに、こっちの宗教よりもあっちの宗教のほうがご利益があるとか、
   神仏を信ずる者は救われるが、信じないものは救われないとか、
   四角いメガネの者は救われるけど、丸いメガネの者は救われないとか、
   そんな事はまるで無いのですね。
   
   どれほど神仏の守護を得られるかというのは、
   その人の行動と心構えが、神仏の御心に叶っているかどうかなのですね。

釈迦 神仏が守護すると言っても、我々には肉体はない。
   こうして、霊界から想いを送る以外にはない。

   この想いを受け止め、
   人としての正しいあり方を確認する、というのが信仰なのだ。

   ひと言で言い表す事は難しいが、
   人には、人としての「正しい」あり方がある。
   人は、この「正しい」あり方を、常に追い求めて生きる必要がある。

   我々神仏の役割とは、その「正しい」あり方を、肯定してあげる事なのだよ。
   賞賛してあげる事なのだよ。

   よし、その通りだ。
   そのまま行け、と。

日蓮 法華経において、釈迦の教えが正しい事を、多宝如来が立証する。
   多宝如来は特別に何か説法をするわけではなく、
   あくまでも釈迦の教えを立証するために同座する。

   これが人と仏の関係ですね。
   人が釈迦であり、仏が多宝。

戸田 臨済宗という禅の宗派では、師匠が法門についての設問を出し、
   弟子がその答えを考えて、師匠の前で答える。
   それに対し、師匠が正解、あるいは不正解の合図を出す。

   「祈り」ってのは、人間と仏との禅問答なんですね。
  
   って事は、禅宗における「座禅」に相当するのは何でしょうか?

日蓮 日頃の思考、思索、そのものでしょう。
   
   たとえ、あぐらをかいて座る行為をしなくても、
   日常生活の中で仏法に照らし考え続ける事。
   これが禅でしょうね。
   
   そして、その答えを仏の前に持って行く。

釈迦 結局、思考というものは、自分の頭でするしか無いからねえ。
   また、自分の頭で出した答えしか、本物ではない。
   
   仏は、人が出した答えに対し、それが正しければ肯定する。
   仏に肯定されたかどうかは、人が自分で気づくしかないのだが。

日蓮 仏に肯定されれば、自分の決断について、自信が出る。
   「よし、これでいいのだ」と。
   仏に認められたか否かということは、
   宗教的実践の積み重ねによって、実感できるようになって来る。
   これは理屈では割り切れない「宗教体験」なんですね。

釈迦 ただし、その「実感」が誤解におちいらぬように、「戒律」がある。
   「戒律」と言っても、今は、法律や世間的常識の中の吸収されているので、
   最低限、法律や世間的常識を守る事は心がけねばならない。

   持戒、つまり、法律や世間的常識を守る事。
   禅定、つまり、思索と祈り。
   この両者がバランスよく実行できていなければ、エゴにおちいる。

戸田 祈りの中で、自らの答えに対し、
   仏に立証された、仏に賞賛されたという実感を得るには、
   そのような答えを持って行けるような勉強が必要ですね。

   つまり、人としての「正しい」あり方とは何かという事について、
   日頃から仏教に基づき、考え続けていなければならない。

   そのためには本を読んだり、知者の教えを聞いたりする必要がある。
   もちろん、経験から学ぶ事も重要です。
   これが「智慧行」。

   持戒、禅定、智慧の三学ですね。

釈迦 人としての「正しい」あり方とは、煩悩に支配されぬということ。
   他人を自分のように愛するということだ。
   これは私の教えに比較的近いとされる原始仏典の根底にある思想だ。

   だが、言うは易く、行うは難し。
   これを弱肉強食の下界で実践することは、本当に困難な事である。

日蓮 極楽百年の修行は穢土(えど)の一日の功徳に及ばず。
   楽な世界で生きていても、何の修行にもならない。
   下界という苦しい世界で生きるからこそ、魂は養われるのですね。

   そして、幾度も幾度も下界に生まれ変わり、魂を養い、
   煩悩に打ち勝った者が、神仏なのですね。

釈迦 その神仏という言葉はあくまでも下界の言葉でしかない。
   神仏がゴールであるというのは下界の認識だ。
   
   魂というのは、放っておけば堕落する。
   ここで終わりと考えたら、即座に転落する。

   だから下界の人々に神仏と呼ばれているような存在であっても、
   常に修行を続けているのだ。

   こうして霊界から、下界の人々を見守るのも修行だ。

日蓮 また、霊界に留まるのではなく、下界に生まれ変わる神仏もおられます。

釈迦 下界において「神仏」と呼ばれている者であっても、
   自らの魂をさらに高めるために、幾度も、幾度も生まれ変わる。

戸田 エライ事ですね。
   はあ。

(つづく)

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